令和３年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第２回(１０月)定例会 令和３年１０月１９日(火) 　　　　　 　　　　　 議事日程 　令和３年１０月１９日(火) 午前１０時　開議 　日程第１　監査報告第２号　令和３年１月分より３月分の監査結果報告について 　　　　　　監査報告第３号　令和３年４月分より７月分の監査結果報告について 　日程第２　認定第１号　令和２年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について 　　　　　 　　　　　 議員定数１０名 出席議員１０名 　　射　場　隆　裕（田 尻 町）　　　　　岡　田　昌　司（泉佐野市） 　　金　田　裕　治（田 尻 町）　　　　　辻　中　　　隆（泉佐野市） 　　辻　野　隆　成（泉佐野市）　　　　　中　川　達　夫（田 尻 町） 　　新　田　輝　彦（泉佐野市）　　　　　野　口　新　一（泉佐野市） 　　向　江　英　雄（泉佐野市）　　　　　吉　開　育　子（田 尻 町） 　　　　　 　　　　　 議事説明員職氏名 　　管　理　者　　千代松　大　耕（泉佐野市長） 　　副 管 理 者　　栗　山　美　政（田 尻 町 長） 　　会計管理者　　岸　上　和　孝（泉佐野市会計管理者） 　　事 務 局 長　　梅　谷　政　信 　　事務局次長　　三　井　健　彰 　　事務局参事　　田　平　昌　治 　　　　　 　　　　　 開会（午前１０時００分） ○議長（野口　新一君） 　皆様、おはようございます。 　ただいまから令和３年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第２回(１０月)定例会を開会いたします。 　議員定数１０名中、出席議員は全員でありますので会議は成立いたしております。 　次に、本定例会の会議録署名議員といたしまして、金田　裕治議員、辻中　隆議員をご指名いたしますので、よろしくお願いいたします。 　次に、本定例会の会期についてお諮りいたします。 　本定例会の会期を本日１日といたしたいと存じます。 　これにご異議ございませんか。 （「異議なし」の声あり） ○議長（野口　新一君） 　ご異議なしと認めます。よって本定例会の会期は、本日１日と決定いたします。 　次に、本日の議事日程について報告を求めます。 ○事務局次長（三井　健彰君） 　それでは本日の議事日程を申し上げます。 　日程第１　監査報告第２・第３号　監査結果報告について 　日程第２　認定第１号　令和２年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について 　以上でございます。 　よろしくご審議のほど、お願いいたします。 　　　　 　　　　　 ○議長（野口　新一君） 　それでは、ただいまより議事に入ります。 　　　　　 　　　　　 　　日程第１　監査報告第２・第３号　監査結果報告について ○議長（野口　新一君） 　日程第１、監査報告第２・第３号、「監査結果報告について」を議題といたします。 　この監査報告につきましては、皆様に配付いたしておりますとおり、監査委員から議長あてに報告がありましたので、ご報告いたします。 　この報告につきまして、ご質疑の点はございませんか。 （「なし」の声あり） ○議長（野口　新一君） 　ないようでございますので、これで質疑を終了いたします。 　よって、監査結果報告につきましては、ご了承を願います。 　　　　　 　　　　　 　　日程第２　認定第１号　令和２年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について ○議長（野口　新一君） 　次に、日程第２、認定第１号、「令和２年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について」を議題といたします。 　提案者の説明を求めます。 ○事務局長（梅谷　政信君） 　それでは議案書５ページ、認定第１号、令和２年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算の認定について、決算概要につきましてご説明申し上げます。 　まず、決算書をご覧いただきます。１ページ、２ページでは歳入につきまして、３ページ、４ページでは歳出について記載してございます。 　それぞれ表の最下段にございますとおり、予算現額の総額は、歳入歳出それぞれ１５億７,３８７万１,０００円、決算額は歳入歳出それぞれ１５億８５８万２,９１７円でございます。 　平成２２年度決算より、剰余金が発生することのないよう市・町負担金を５月末の出納閉鎖の期限までに、それぞれに返納し、決算額を確定してございます。 　次に、歳入内訳でございます。２ページの表の左端、収入済額をご覧ください。 　①分担金及び負担金で、１３億８,１４７万８,３７６円。 　②使用料及び手数料で、１億５１７万４,２２０円。 　③諸収入で、１,８４８万１,００１円。 　④財産収入で、２１８万１,３２０円。 　⑤国庫支出金で、１２６万８,０００円でございます。 　次に、歳出内訳でございます。３ページの表の左端、支出済額をご覧ください。 　①議会費で、５１万３,１６６円、予算執行率は３３.４％でございます。 　②総務費で、３,３３１万４,０７４円、執行率は８６.３％でございます。 　③第一事業所費で、４億２,９０１万６,８４１円、執行率は９５.２％でございます。 　⑥第二事業所費で、１０億４,５７３万８,８３６円、執行率は９６.６％でございます。 　続きまして、歳入歳出決算事項別明細書に基づいてご説明申し上げます。 　なお説明事項といたしましては、歳入については特に説明を要すると思われる事項、歳出については、節ごとに１００万円を超える不用額が生じており、かつ執行率が９０％未満のものを中心に、特に説明を要すると思われる事項について、ご説明いたします。 　それでは歳入から、ご説明申し上げます。 　事項別明細書の１ページ、２ページをお開き願います。 　最上段①分担金及び負担金は、泉佐野市、田尻町及び熊取町からの負担金でございまして、調定額、収入済額ともに１３億８,１４７万８,３７６円、その内訳は、泉佐野市が１１億２,６７７万４５０円、田尻町が７,９８２万４,０９２円、熊取町が１億７,４８８万３,８３４円でございます。熊取町の負担金の内訳は、し尿広域化にかかる改修工事で１億７,３３４万８,５００円、新ごみ処理場建設にかかる処理方式選定業務及び基本計画策定業務委託で１５３万５,３３４円でございます。 　次に、②使用料及び手数料は、調定額、収入済額ともに１億５１７万４,２２０円で、うち（1）使用料の４,８２０円は、第二事業所における自動販売機及び電柱などの占用に係る使用料でございます。（2）手数料の１億５１６万９,４００円は、ごみの直接搬入に係る処分手数料でございます。 　次に、③諸収入は、調定額、収入済額ともに１,８４８万１,００１円で、全て雑入でございます。主なものをご説明いたしますと、建物総合損害共済災害共済金の７４５万９,１９３円は、平成３０年、台風２１号で被害のあった第二事業所の復旧工事にかかる補償保険金でございます。拾得物の７４９万５,０００円は、令和２年６月に第二事業所の粗大ごみピット内において拾得したものでございます。熊取町し尿試運転経費の３５０万８５８円は、今年度から、し尿及び浄化槽汚泥の搬入処理のために、令和２年１１月、１２月の２カ月にかけて、試験的に搬入を行いました、し尿及び浄化槽汚泥の処理経費でございます。 　次に、④財産収入は、調定額、収入済額とも２１８万１,３２０円で、古着や紙類、金属類の売却代金でございます。 　次に、⑤国庫支出金は、調定額、収入済額とも１２６万８,０００円で、計画中の新しい焼却場の処理方式の選定及び基本計画策定業務に対する国の交付金でございます。 　以上、歳入合計は１５億８５８万２,９１７円でございます。 　続きまして、歳出についてご説明申し上げます。 　３ぺージ、４ぺージをお開き願います。 　①議会費・（1）議会費・１議会費・議会運営事業におきまして、９旅費で６３万２,０００円の不用額が発生しておりますのは、新型コロナウイルス感染症の影響により、視察を中止した結果によるものです。また、１３委託料で１１万９,１７０円の不用額が発生しておりますのは、議会速記業務に係る費用でございまして、議会の回数や時間が見込みを下回ったことによるものでございます。 　続きまして、５ぺージ、６ぺージをお開き願います。 　②総務費・（1）総務管理費・１一般管理費・人件費事業（総務）におきまして、２給料で１７０万８,２００円、３職員手当等で２９２万６,０６０円など、合わせて４７３万８,４２２円の不用額が発生しておりますのは、人事異動等により、実際の人件費額が見込みを下回ったことによるものでございます。 　続きまして、７ぺージ、８ぺージをお開き願います。 　③第一事業所費・（1）し尿処理費・１し尿処理場運営費・人件費事業（第一事業所）におきまして、２給料で２６４万５,０８０円、３職員手当等で３５３万８,６８４円、４共済費で１５４万５,０００円、合わせて７７２万８,７６４円の不用額が発生しておりますのは、人事異動等により、実際の人件費額が見込みを下回ったことによるものでございます。 　続きまして、第一事業所運営事業におきまして、１１需用費で６０４万６,４０８円の不用額が発生しておりますのは、主に工業薬品の使用量が見込みを下回ったことにより、消耗品費で１８５万３,８０６円、電気使用量が見込みを下回ったことにより光熱水費で４１０万９,９３３円の不用額が発生したことによるものでございます。 　また、１３委託料で６６０万６,３００円の不用額が発生しておりますのは、主に、し尿処理施設運転管理業務の落札差金６３３万９,０００円によるものでございます。 　また、１５工事請負費で１１６万９,６００円の不用額が発生しておりますのは、主に予備線引込工事（敷地外）の落札差金４５０万円等によるものでございます。 　続きまして、９ページ、１０ぺージをお開き願います。 　④第二事業所費・（1）塵芥処理費・１塵芥処理場運営費・第二事業所運営事業におきまして、１１需用費で１,５８３万３,１６１円の不用額が発生しておりますのは、主に薬品の使用量が見込みを下回ったことにより、消耗品費で１１６万２６４円、電気使用量が見込みを下回ったことにより、光熱水費で１,４４７万４,４１５円の不用額が発生したことによるものでございます。 　また、１３委託料で１,２０５万４,２３１円の不用額が発生しておりますのは、主に焼却灰ばいじん運搬業務で落札差金１,９９６万１６２円が発生したこと等によるものでございます。 　続きまして、１１ぺージ、１２ぺージをお開き願います。 　建設推進室運営事業におきまして、１３委託料で４６４万３,０００円の不用額が発生しておりますのは、施設整備基本計画策定業務の落札差金によるものでございます。 　続きまして、１３ぺージ、１４ぺージをお開き願います。 　１３ページには、実質収支に関する調書を、１４ページには、財産に閨する調書を記載してございます。 　簡単でございますが、説明は以上のとおりです。ご審議の上、ご承認をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長（野口　新一君） 　これより令和２年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定についての質疑に入ります。 　何か、ご質疑はございませんか。 ○吉開　育子君 　８ページのほうで、人件費が減となっております。人事異動とかいうことでお聞きしたんですけども、そのあたり、人事異動でこれだけの差が出るのは、どういう原因なのか、そこのところをご説明お願いいたします。 ○事務局長（梅谷　政信君） 　人件費の予算どりにつきましては、人事異動に備えて、実際現在、在職している職員の給料よりも、ちょっと多めに取らせてもらっているというのもあるんですけれども、今回特に、その第一事業所費なんかでしたら、予算要求の段階では、ちょっと正職員が、もう一人欲しいということで要求しておったところ、それがかなわなかったというあたりで、大きな額を残してしまったというところでございます。 ○吉開　育子君 　今のご答弁では、募集したけども来なかったということで、やっぱり募集するということは、人手の関係もありますよね。そこで募集しても来なかったというところで、そういう事業に対しての何か困ったことというんか、やっぱり人手が足りずに募集しているわけですから、やはりそのあたり、もっと補充をしていかなければならないと思うんですけども、そこのあたりは、どういうことで集まらないというか、そういうのは考えられますか。 ○事務局長（梅谷　政信君） 　これは募集ということではなくて、市・町に対して、特に泉佐野市に対して、１人増やしてくれないかということで、お願いをしていた部分ということでございます。 ○辻中　隆君 　１ページ、２ページの歳入のとこですけども、諸収入の雑入で、先ほど事務局長から令和２年の拾得物で７４９万５,０００円ですかね、お話があったんですが、これというのは、もう直接お聞きしますが、これは現金のことですか。 ○事務局長（梅谷　政信君） 　粗大ピットで処理するときにですね、現金が発見されまして、もちろん警察に届けて、法にのっとって処理をしたんですけれども、一定期間過ぎまして、施設の管理者が入にしていいということになりましたので、今回雑入で上げさせてもらったということでございます。 ○辻中　隆君 　ありがとうございます。この金額というのは、１件でこの金額。それとも複数、何件か集めての、この金額になっておるんですか。 ○事務局長（梅谷　政信君） 　今回、１件でございます。 ○辻中　隆君 　ありがとうございます。このまあ、ちょっと大金ですけども、これの使い道というのは、例えば、第一事業とか、第二事業とかあるんですけども、それは、もう全般、どういう形で、今後、この拾得物の金額というのは使われるんですか。 ○事務局長（梅谷　政信君） 　雑入にいれましたけれども、市・町の負担金をお願いするときに、この分を、それぞれ除いて負担をお願いしたということですので、特に、この額を何かに使うということではございません。 ○辻中　隆君 　わかりました。 ○吉開　育子君 　１２ページのほうで、建設推進運営事業のことに関してお聞きしたいんですけども、今年度からの基本計画を委託して始まるということで、予算のほうでもありましたけども、この落札差金ということですけども、結構大きな落札になります。そこのあたりと、基本計画の進捗状況ですね、このところ、いかがでしょうか。 ○事務局長（梅谷　政信君） 　今回、大きな残ということになったんですけれども、落札してくれた業者がですね、これまでも何年も前から、この新炉の事業に関わってくれている業者ということもあって、かなり安い額で抑えていただいたような部分があるかと思います。 　基本計画は令和２年度で完成しまして、今年度からは環境アセス業務であるとか、そういった次の段階の事業に取りかかっておるところでございまして、この後、協議会のほうで、アセスの進捗状況については、もうちょっと詳しく、ご報告させていただきます。 ○吉開　育子君 　予備線引込工事（敷地外）というところで、これも差金が出ているということなんですけれども、予算のときにお聞きしたときは、第二事業所のほうの敷地外の予備線を工事するということだったんですけれども、結構予算のときと比べたら、差金ということもありますが、この減額になったのは予備線のですね、その工事が必要でなかった部分もあったとか、そういう部分もあるのかどうかですね、いかがでしょうか。 ○事務局長（梅谷　政信君） 　第一事業所費、第一事業所のほうで予備線引込工事、今回は敷地外の部分をさせていただいたということなんですけれども、確かに金額は、かなり大きな額が余ってしまったんですけれど、設計と比べて落札率にしましたら９６.７５％というところで、まずまずの設計だったのではないかなというふうに考えてございます。 ○議長（野口　新一君） 　よろしいですか。 　ほかに質疑はございませんか。 （「なし」の声あり） ○議長（野口　新一君） 　ないようですので、これで質疑を終了いたします。 　続いて討論を行います。 　討論ございませんか。 （「なし」の声あり） ○議長（野口　新一君） 　ないようですので、これで討論を終了いたします。 　続いて採決を行います。 　認定第１号、令和２年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について、原案どおり認定することに賛成の方は挙手願います。 （挙 手 全 員） ○議長（野口　新一君） 　挙手全員であります。よって令和２年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について、原案どおり認定されました。 　　　　　 　　　　　 ○議長（野口　新一君） 　これをもちまして、本日の議事日程は全て終了いたしました。 　令和３年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第２回（１０月）定例会を閉会いたします。 　皆さん、お疲れさまでした。 閉会（午前１０時２１分）